
集団面接嫌いなんだよな~
こんな就活生、多いですよね?
選考の初期段階で導入されるのが集団面接。
- 集団面接が苦手
- 集団面接の対策をしたい
このような就活生に向けて、苦手意識をなくし、克服するためのコツをご紹介します。
避けては通れないものである一方、苦手意識をもつ就活生も多いため、この記事を読んで一歩リードしましょう!
集団面接の狙い


そもそも集団面接とはなにか。個人面接との違いは以下のとおり。
個人面接 | 集団面接 | |
---|---|---|
就活生 | 1名 | 複数名 |
面接官 | 複数名 | 複数名 |
一人あたり時間 | 3~40分程度 | 10分程度 |
一人あたり質問数 | 10以上 | 5以下 |
複数の就活生を一度に面接するというスタイル。では、なぜそのような方法をとるのか。
企業の狙いは2つ。
- 選考の効率化
- 就活生の比較
選考の効率化
大企業にもなると、選考受験者数は数千にも及びます。
書類審査で絞ったとしても、まだまだ数は多いため、選考の初期段階において集団面接を実施し、面接回数を減らすという狙いがあります。



採用以外にも仕事があるからね
就活生の比較
同じ条件下で複数の就活生に対し面接を実施するため、比較がしやすいという特徴があります。
それゆえ、就活生にとって大事なのは
いかに目立ち印象を残すか
という点になります。難しいように思えますが、他の就活生と差別化を図り、これを実現できれば選考突破はグッと近づきます。
集団面接の位置づけ


一次選考、二次選考など選考段階において、内容は変化しますよね。
これには、各段階において明確な位置づけがあるからなんです。
面接でいうと、以下のように区分されます。
面接官 | 視点 | 評価項目 | |
---|---|---|---|
一次面接 | 若手・中堅 | 同僚 | 一緒に働きたいか |
二次面接 | 管理職 | 上司 | 部下として育てたいか |
最終面接 | 役員 | 経営陣 | 会社に必要な人材か |
集団面接は選考初期段階で導入されることがほとんど。つまり、位置づけとして、
- 面接官:若手人事や中堅社員
- 視点:同僚としての視点
- 評価項目:一緒に働きたいか
となります。
集団面接への苦手意識克服のコツ


ここまで集団面接の狙いと位置づけを紹介しました。
そこから分かった集団面接突破のポイントは以下の二つでしたね。
- 目立って印象を残す
- 一緒に働きたいと思わせる
この2つを踏まえて、苦手意識克服のためのコツをご紹介します。
コツは全部で4つあります。
- 時間配分
- 聞く姿勢
- 余裕を見せる
- 最初と最後にインパクト
時間配分
集団面接は一人あたりの回答時間が限られます。
つまり、あなたの回答時間が伸びれば伸びるほど、他の就活生の回答時間が奪われていきます。
このような姿を見た面接官は
この子、配慮に欠けるな
という印象を抱くでしょう。配慮に欠ける人とは一緒に働きたいと思いません。
聞く姿勢
集団面接では、
自分が話す時間<他者の回答を聞く時間
となるため、いかに聞く時間でアピールできるかが重要になります。
この時間に気を抜いて姿勢を崩したり、話を聞かず考え込んだりするのはNG。
しっかりと他者の回答に耳を傾け、頷くなど反応を見せることで、気配りができる印象を与えましょう。



話さず反応でアピールする。
集団面接ならではのコツ。
余裕を見せる
一緒に働きたくないと思われる代表例は、配慮ができない人のほかに、
自信や余裕がない人
が挙げられます。集団面接では、常に周囲にライバルがいて、回答する姿や内容を聞いて、焦ることもあるでしょう。
しかし、ここで焦ったら負け。内心焦っていても、余裕を持ち自信あり気な姿を見せつけましょう。
コツとしては、
- 面接官全員の顔を順に見ながら話す
- 他者の回答に頷きや笑顔で反応
などがおススメです。また、万が一、用意した回答が直前の回答者と被った場合、
○さんもおっしゃいましたが
と前置きをすれば問題なく、むしろ話を聞いていたことをアピールできます。
最初と最後にインパクト
人の印象は、最初と最後が最も残りやすいと言われています。
面接の場合、
- 最初の質問:自己紹介
- 最後の質問:逆質問
のパターンが非常に多いです。
そのため、この二つでインパクトを与えることで、目立って印象を残すことができます。
方法はさまざまですが、私がおすすめするのは、
笑いをとること
です。面接という緊張でガチガチの場面において、真逆である笑いをとることはインパクト間違いなし。
もちろん、芸をして大笑いというわけではなく、自己紹介や逆質問において小ネタをはさんでクスッと笑わせればOKです。



自己紹介は特にやりやすい
集団面接への苦手意識克服まとめ


ここまでの説明を最後にまとめておきます。
- 集団面接の狙い2つを理解
- 集団面接の位置づけを理解
- ポイント2つを確認
- ポイントに沿ったコツ4つを実践
まずは集団面接における企業の狙いや位置づけを知る。
そこから割り出したポイントに沿って、4つのコツを駆使して実践する。
これだけで集団面接の苦手意識を克服し、他者からリードできます。
みんなが苦手だからしないで大丈夫ではなく、
みんな苦手だからこそ、チャンスがある
と考え、どんどんチャレンジしていきましょう。
しつこいようですが、突破のポイントは
- 目立って印象を残す
- 一緒に働きたいと思わせる
の2つです。これを忘れずにお願いします!



やってみるかな