・モチベーショングラフって何?
・書き方を知りたいぞ。
こんな就活生のための記事です!
生活する中で、何かに夢中でアクティブになる一方、何にもしたくないときなど、モチベーションが上下するのが人間。
このモチベーションの上下に着目して、自己分析を行う方法がモチベーショングラフです。
普段は無意識で上下しているモチベーションを可視化し、理由や原因を考えることで自分を知るきっかけを作る。
モチベーショングラフはそのような気付きを与えてくれるツールです。
モチベーショングラフとは
その名の通り、自らのモチベーションを推移をグラフ化することです。
グラフにすることで、一目見て自分のモチベーションの推移を把握することができます。
つまり、モチベーションが上下するきっかけとなる出来事や経験を可視化するのが目的。
そもそも、自己分析の目的について、私はこの3つだと考えています。
この3つの目的を達成するのに必要なことはただ一つ。
自らの過去と向き合うこと。
「モチベーション」という一つの軸を決め、それに沿って自らの過去と向き合っていく、それがモチベーショングラフの使い方です。
モチベーショングラフのデメリット2つ
マイナス面を知ったうえで活用する。
じゃないと間違った使い方になる。
- 客観性がない
- 嘘は通用しない
客観性がない
モチベーショングラフは自らの記憶をたどりながら作成していきます。
モチベーションの上下について書きだすため、自らの感覚がすべて。
全て一人で完結してしまうため、客観性に欠ける部分が生じてしまいます。
客観的な目線を取り入れたい方は、コチラを参考にしてみてください。
嘘は通用しない
自分のモチベーションは、自分にしかわかりません。
良い面を多くしたい、自己分析がしやすいグラフにしたいと考え、嘘のモチベーションを書いては意味がありません。
とにかく、酸いも甘いもすべてさらけ出して、グラフに落とし込むことが重要です。
モチベーショングラフのメリット5つ
こりゃ気になる。
- 自らのモチベーションの源泉の把握
- 自分が没頭する理由がわかる
- 自己PRのネタが見つかる
- 自分の価値観がわかる
- 選考にそのまま使える
自らのモチベーションの源泉の把握
モチベーショングラフを使うことで、どのような経験で自らのモチベーションが上下するのかを把握できます。
この上下するタイミングにこそ、心情面や環境面での「変化」が現れます。
自らのモチベーションが変化する要因を考えることで、モチベーションの源泉を見つけ出すことに繋がりますよ。
グラフを上下させた出来事をピックアップ
その出来事を深掘りという流れ
自分が没頭する理由がわかる
グラフの中で、モチベーションが高い時期に注目してみてください。
その時期は、自らが何かに没頭している時期になります。
なぜ高いモチベーションで没頭できたのか、人間関係?環境?など、重ねて「なぜ」を問いかけることで、自らが没頭する条件を知ることができます。
自己PRのネタが見つかる
モチベーショングラフを書くことで、特に印象に残っているエピソードをピックアップできます。
そのエピソードをもとに、そこから何を学び、どう感じたのかを考えていく。
- 学びが出てくる→自己PRネタになる
- 学びが出てこない→自己PRネタにならない
こうして区別することで、自己PRに使うべきネタが見えてくる。
特に、モチベーションが低い状態から上昇した経緯などは、自己PRで有効です。
自分の価値観がわかる
企業を選ぶうえで、自らの価値観を知っておくことが最大のミスマッチ防止策です。
- 休みより給料
- とにかく勤務地重視
- 人間関係さえよければOK
あなたが企業を選ぶうえで大切にしたい価値観は?
この点について、モチベーショングラフを使うことで、今までの人生において自分が何に価値をおいて選択してきたかの傾向を知り、そのうえで企業を選ぶことが可能になります。
選考にそのまま使える
最近の就活では、モチベーショングラフを提出書類の一つとする企業も増えてきました。
自己分析の段階で作成していれば、いざ提出が必要になっても焦る必要なし。
注意したいのは、一緒に提出するESなどと一貫性のある内容になっているかという点です。
実際に利用した就活生の声
気になるぞ。
- 欠点が明らかになった
- 自分自身の振り返りになる
- 周囲の環境からの影響がわかった
- 自分自身の過去がすごくはっきりした
それでは書き方の説明をします!
モチベーショングラフの書き方
以下の4ステップで進めていけば簡単に完成します。
ステップごとに解説していきます。
①期間を決める
モチベーショングラフの横軸となる期間を決めましょう。
「小学校から現在」や「大学時代のみ」など、期間は自由です。
おススメは大学時代のみ
記憶が最も鮮明だからです
②横軸と縦軸を作成
- 横軸:時期
- 縦軸:モチベーションの推移
縦軸を10段階に分け、真ん中の5の位置に横軸を引きます。
③時期ごとの出来事を記入
時間の流れに沿って、印象的な出来事を記入していきます。
10段階でモチベーションを考え、通常を5とすると、どれくらいになるかで判断してください。
感覚的に判断してOKです
グラフ上に点を打つとともに、その横に簡単なエピソードを書きます。
④点を結び、「なぜ」を記入して完成
最後に点と点を結びます。
そして、先ほど書いた出来事の近くに「なぜ」を記入して完成です。
下の画像を見て参考にしてください
「なぜ」とは、モチベーションがなぜ上下したのかに関する「理由」を書きます
これでモチベーショングラフ自体は完成です。
あとは、赤字部分の「なぜ」を深掘りしていきます。
具体的な方法は、以下の自分史シートに当てはめていく流れです。
- ②答え←グラフに記載した出来事を記入
- ③なぜ←赤字部分を記入
自分史シートの記入方法、活用法は以下をご覧ください。
モチベーショングラフを活用する場合、①質問は空欄でOK
モチベーショングラフまとめ
モチベーショングラフの目的、書き方などについてここまで読んでいただきありがとうございました。
流れをまとめておきます。
- 4ステップでグラフを作成
- 自分史シートに当てはめる
- 自分史シート活用法に沿って活用
関連記事にて紹介している自分史シートでは、最初に質問事項を考え、それをもとにエピソードを決定していきます。
モチベーショングラフを活用する場合、その工程をモチベーショングラフで代用するイメージです。
自己分析において、過去の自分と向き合うこと自体は理解している。でも、「ネタがない」と悩む方が多いと思います。
それは勘違いです
- ネタがない ✖
- ネタに気付いていない 〇
何も考えず、頑張らず、選択せずに20年以上生きている人はいませんよね。
気付いていないだけなので、まずは書くことから就活を始めてみると案外見つかりますよ。
やばいやばいと思うだけでは変わらない、書くことから始めてみましょう!
最後に「最初からこの自己分析は難しい」といった方は、キミスカの適性検査を受けるのがおススメですよ。
実際に利用した就活生からの評判も上々です!
以下の記事でキミスカについて詳しく解説しているので、よければ覗いてみてください。
あなたの「納得内定」の助けになれたら嬉しいです!
▼簡単に自己分析をしたい方向け